酒米の里、GLOBALG.A.P認証2年目を迎えて

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 GLOBALG.A.P認証証書

 春の訪れを告げる啓蟄を過ぎ、3月も半ばに入ろうとするのに山形は寒い日が続いています。酒米の里金山は平年の倍近くの160cmもの雪に見舞われています。その里に一足早く春の便りが届きました。GLOBALG.A.Pの認証証書です。
 証書の1ページ目には”Kaneyama  Agriciultural  Cooperatives  Sake  Rice  Team と 記載され、2ページ目からは、松澤酒米研究会長はじめ21名の生産者の名前が誇らしげに並んでいます。米でのグループ認証は国内では初めて、そして2年目に向けての弛まない努力が報われたと言ってよいでしょう。
 減反政策の見直しやTPPなど、米を巡る情勢はいま重大な局面を迎えようとしています。そうした中、金山の取り組みは、全国の酒米産地に言うに及ばず、これからの米づくりの範となるものと思っています。メンバーの皆様に改めて敬意を表するとともに、JA金山酒米研究会の今後の活躍にエール送ります。

「GLOBALGAPとは、農産物の認証基準を設定する世界規模の民間団体です。具体的には、①農作業に伴う環境への有害な影響の最小化、②化学物質の使用の減少、③労働者健康・安全や動植物福祉の確保に対する取り組みを認証するための基準を作成しています。GLOBALGAP認証は、国際的な資格を持った認定機関が書類や現地審査に基づいて行われます」

kisaisarwe,

 

2014年3月10日 10:42