品質調査の本番を迎えて

P1000567.JPG 11月下旬に入って、山形の空はしぐれ模様の天気が続いていましたが、27日には少しだけ晴れ間がのぞき、裾野まで雪化粧した初冬の月山が山形市郊外にその姿を現わしました。田んぼから眺望する四季折々の月山、見飽きることはありません。今日もまたしぐれです。夕方からは雪が降るとのこと、間もなく里も雪に覆われるでしょう。
 毎年、雪がちらつく頃から本番を迎えるのが酒造好適米の品質調査です。地元山形はもちろん、兵庫・長野などの酒米産地からはサンプルが送られてきます。その数は500~600点。これら一点一点のタンパク含有率などの品質を調査・解析し、その結果は蔵元や生産者の手元に届けられます。
 これから一冬、さらなる品質向上に役立つことを期待し、調査と解析に追われる日々が続きます。

2013年11月28日 10:22