梅雨明けはいつ?

P1000136.JPG梅雨の合間に姿を現わした月山(7月19日)

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山形県内は、7月に入ってから雨天が続いています。今日も降っています。18日には記録的な豪雨で、田畑は浸水・冠水の被害を受けました。
山形気象台は、降水量が多く、日照時間が少ない状態が今後2週間程度続くという「長雨と日照不足に関する気象情報」を発表しています。
酒造好適米「出羽燦々」・「出羽の里」・「酒未来」・「山酒4号」・「山酒4号」の中生~晩生品種は、今が幼穂を育てている大切な時期です。日照不足は、”もみ殻”の成長を抑えるため、酒米の特性である”粒の大きさ”が小さくなるのでないか?、また、中山間地金山町の「出羽燦々」はイモチ病に罹りやすくなるのでは?、などなど懸念されます。
この不良天候の下でも、アスク種子田の早生「はなの舞」が平年より7日も早いスピードで出穂しました。あまりにも早いので驚いています。これは、田植えから高気温が続いたためと考えられます。そして、19日の晴れ間を待っていたかのように、小さな花が咲き乱れました。いつもながら、イネの生命の逞しさを感じる瞬間です。「キヨニシキ」・「雪化粧」・「羽州誉」・「龍の落とし子」の早生品種もここ1~2日の間に出穂するでしょう。出穂を迎えたイネはギラギラ輝く真夏の太陽の光を待っています。

2013年7月22日 15:48