豪雪地の棚田を訪れて

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山形県大蔵村は、日本有数の豪雪地、今年の冬は4m以上もの大雪に見舞われました。
6月というのに、村の中心部から10kmほど山間に入った四ヶ村(しかむら)の所々で残雪を目にしました。そして、そこで圧倒されたのが田植えを終え、満々と水を湛えた田んぼが沢沿いに段々に広がる光景です。 「日本の棚田百選」のひとつ、四ヶ村の棚田です。
四ヶ村の歴史は古く、鎌倉時代初期(1204年頃)が起源とされています。それから今日までの800年以上にもわたり、豪雪の地で生きるために、この急峻な大地を耕し、米を作り続けてきた先人たち、いかばかりの労苦を重ねてきたであろうか。その思いがひしひしと胸に迫まり、荘厳さを感じた棚田の一日でした。。

 

2013年6月10日 10:57