"酒米の里"米づくりへの決意も新たに!

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                                                  (株)農業活性化研究所長 大澤信一氏の基調講演

4月19日、JA金山、JA金山稲作推進協議DSCN5126.JPG
会(丹 隆一会長)が酒米などの契約栽培の推進大会を開催しました。今年で16回目を数えています。
金山はこの冬、最深積雪224cmという近年にない大雪に見舞われ、田んぼの残雪を見ながらのタネ播きが始まりました。いよいよ米づくりスタートです。
その忙しい中、50名ほどの生産者が集まりました。大会では、酒米研究会のGlobal GAP認証に向けて支援してきた(株)農業活性化研究所長
大澤信一氏が基調講演。大澤氏は「時代の変化に対応した米産地づくり(Global GAPと産地の戦略)」と題して、米のブランドは「良い食味」と「良い農業(GAP)」から生まれるとし、金山が今後歩む米づくりの方向を事例を紹介しながら強調されました。
次いで、弊社技術顧問 谷藤雄二が「酒米の里 さらなる品質向上をめざすには」と題して講演。酒米研究会の長年にわたる品質分析の結果に基づいて、品質は確実に向上してきたとしながらも、今後、「山田錦」などの他産地を凌駕するブランド酒米づくりをめざすには、2.1mmの選別も一つの方向であると提案しました。
外は冬に逆戻りしたかのように雪が降り続いていましたが、大会終了後の懇親会では、出羽燦々が醸す酒を酌み交わしながら、今年の米づくりに駆ける熱い思いを語り合い、大いに盛り上がったのは言うまでもありません。

 

2013年4月22日 11:23