この指とまれ、タネまき一斉に

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① 平吹正直さん達山形ハーベストの播種作業
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② 押野弘行さん達天童グリーンファームの播種作業
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③ 山口泰弘の家族による播種作業
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④アスク試験田の播種作業

山形気象台は15日、山形市でソメイヨシノ開花を宣言しました。開花は、平年並みで昨年よりは8日早いとのことです。
桜の便りを待ちかねたように、この日、この指とまれグループが、一斉に酒造好適米のタネまきをしました。平吹正直さんの山形ハーベストは、「羽州誉」、「龍の落とし子」を15名ほどの人海戦術でたちまちのうちに終了させました。押野弘行さんの天童グリーンファームは、6名ほどの作業員で「龍の落とし子」をまきました。山口泰弘さんの播種は、昔ながらの家族総出の作業で酒未来を播きました。山口さんは、少人数でも数をこなせるよう、土の代替えにウレタンマットの使用とか、効率的に育苗箱を置床できる運搬車を導入するなど、作業にはいろいろ工夫を凝らしています。
アスク試験田の社員は、「羽州誉」・「龍の落とし子」・「山酒4号」・「酒未来」・「改良信交」・「京の華」・「酒の華」の原原種のタネをまきました。原原種は、これら品種の元ダネですから、1品種5系統に分けての系統栽培をします。他品種のタネとは一粒たりとも混ざらないよう、注意を払いながらの作業です。もちろん、完全な手まき作業です。
このように、播種作業の形態は様々でも、”丈夫な苗づくりが米づくりの基本”です。田植えまでの1か月間、春の変わりやすい天気に気を遣いながら、こまめなハウス管理が続きます。桜花を眺めながら。










 

 

2013年4月16日 10:44