さあ四月、米づくりスタートだ

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真っ青な空に月山を見る(4月1日、山形市郊外にて)

31日の県内は。細かく湿った名残雪が降り続き田んぼは白く薄化粧し、真冬の天気に逆戻りしました。一転して4月1日は朝から青空が広がり、真っ白な月山がその姿を現わしました。新年度の出発を祝うかのように。
さあ、酒米づくりの若い担い手「この指とまれ」グループも作業スタートです。酒造好適米「羽州誉」・「龍の落とし子」・「酒未来」・「山酒4号」を作付する田んぼのクロ塗りが一斉に始まりました。久しぶりにトラクターの感触を楽しみながら、作業は急ピッチで進んでいます。
グループが酒米づくりに着手したのが平成17年、本年で9年目を迎えます。ここ数年は、猛暑の下で、グループが経験したことのない異常気象への対応に苦労しながらの米づくりでした。
この貴重な経験を糧に汗する若者たちは、今年もまた蔵元に喜ばれ、おいしい酒を醸す米を育んでくれるでしょう。米づくりの作業がスタートしたばかりなのに、出来秋を楽しみにしています。

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クロ塗り作業をする「この指とまれ」の平吹正直・山口泰弘君

 

 

 

2013年4月 1日 10:38