GAPシンポジウムで講演

講演_河合さん (2).JPG2日目パネルディスカッション_河合さん.JPGのサムネール画像
GAPシンポジウムで講演する弊社代表取締役河合克行(東京大大学弥生講堂にて、2月22日)

平成25年2月21~22日、GAPシンポジウム「持続的農業のためのGAP(適正農業管理)」が東京大大学弥生講堂で開催されました。本シンポジウムで、弊社代表取締役河合克行が「山形県JA金山のGAP指導者養成とGLOBALGAP団体(27農場)認証取得」と題して講演しました。
JA金山酒米研究会の会員がGLOBALGAPの認証を受けたことは、2月2日の本ブログで紹介しています。この認証は、生産者はもとより、農商工連携事業の中でGLOBALGAP導入を提唱した立山酒造(株)、JA金山、農業活性化研究所、(株)アスク、(株)AGICが一体となった支援体制によるものと言ってよいでしょう。
河合は講演の中で、認証に漕ぎつけるまでの経緯を次のように述べています。「平成22年3月、、酒米研究会の集会に出席した生産者はGAPという言葉を初めて耳にする。聞きなれない言葉に戸惑いながらも、農作業の合間に繰り返し行われた実践的な研修と活動を通じてGAPの意義を認識、平成22年、23年にはJGAPを、引き続いて、24年にはGLOBALGAP認証を取得した。中でも特筆されるのが、農業者自らが内部検査員の資格を取得し、仲間をリードしたことにある。また、弊社の社員もその資格をとり支援したことも。このことで、認証までの道のりは一気に縮まった。もちろん、彼らを支えてきたJA担当者の対応をも見逃せない」と。
そして、「これからの日本の農産物が積極的に世界市場に挑戦するにはGLOBALGAP認証のもとに、①人間の健康を守り、②自然環境を守り、③持続的農業生産を行うことを宣言し実行していくことが必要である。また、食品の生産から消費までの段階で、消費者の76.9%が生産段階に不安を抱いているとの数字を示し、これからの農業に求められている ものが消費者の声の中に深く刻み込まれていることを認識すべきである」、と述べ講演を結んでいます。


 

 

 

2013年3月 1日 11:22