春 遠ざかる

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豪雪の酒米の里金山(2月25日)             アスク試験田(2月25日)

春の兆しが感じられた山形市でしたが、2月24日には強い冬型の気圧配置で、山形県内は未明から雪が降り続き、アスク試験田も1mほどの積雪に見舞われました。一面の銀世界に、漆黒の「米の山形、酒の国」が浮かび上がって見えます。
酒米の里金山では、観測史上最大の積雪223cmを記録しました。豪雪であった昨年の120㎝をはるかに上回っています。酒米研究会のメンバーは、春作業の準備どころではなく、当分は雪との戦いが続きそうです。
県内の24日の積雪状況は、大蔵村肘折397cm、西川町大井沢331cm、尾花沢市235cm、米沢市159cmとなっています。そこまで来た春が遠ざかり、農作業の遅れや、果樹の枝おれなどの被害が心配されます。

2013年2月25日 15:41