酒米の里金山に一足早い春の便り[GLOBALG.A.P認証される)

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酒米の里金山からの鳥海山(2月1日)

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酒米の里金山は150cmもの雪の中で2月を迎えました。酒米の里では、春の訪れまでこれから一山、二山も乗り越えねばなりませんが、一足早く、春を告げるうれしい便りが届きました。”GLOBALG.A.P”認證證書です。證書には、松沢酒米研究会会長はじめ26名の生産者の名前が英文で記載されています。
昨年、ほぼ一年がかりで認証に向けて取り組んできたメンバーの努力が報われたのです。認証までには、立山酒造、JA金山、農業活性化研究所、AGIC,そしてアスクなどの支援もありました。酒米生産者とこれら関係者が一体となっての取り組みがあってなし得た快挙といってよいでしょう。
4年前、”GAPでナンダ?”からスタート、それから”なせば成る”をモットーでGLOBALG
.A.P.認証まで漕ぎつけたメンバーの皆様には改めて敬意を表したい。全国の酒米生産者では初めての認証です。このことが、全国の酒米生産地と蔵元に大きな刺激を与え、ともに飛躍する切っ掛けとなる、ぜひそうあってほしいと願っています。JA金山酒米研究会の今後の活躍に大きなエールを送ります。
(注)「GLOBALGAPとは、農産物の認証基準を設定する世界規模の民間団体です。具体的には、①農作業にともなう環境への有害な影響の最小化、②化学物質使用の減少、③労働者健康・安全や動植物福祉の確保に対する農業者の取り組みを認証するための基準を作成しています。
そして、GLOBALGAP認証は、国際的な資格を持った認定機関が書類や現地検査に基づいて行い、現在、全世界で約10万農場が認証を得ています。わが国で普及しつつあるJGAPもこのGLOBALGAPの強い影響を受けているといわれています。」



 

2013年2月 2日 14:14