24年県産米つや姫・はえぬき・コシヒカリが特Aに!

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日本穀物検定協会は2月14日、平成24年産米の食味ランキングを発表しました。その中で、本県産の「はえぬき」、「コシヒカリ」、そして「つや姫」の3品種がともに最高評価の特Aに輝きました。特A受賞は、「はえぬき」が平成6年産から19年連続、「コシヒカリ」が8年連続、「つや姫」がデビュー以来3年連続となっています(上表)。
「はえぬき」の19年連続は、新潟魚沼産「コシヒカリ」と並び評されもので特筆されます。また、「つや姫」はごはんの”白さとつや””おいしさ”で、その実力が高く評価されたものと思います。なお、大分県の参考品種として評価を受けた「つや姫」も特Aでした。
24年産米の食味ランキングの特徴は、東西が拮抗し、これまで評価が比較的低かった北海道産や九州産の健闘が目立ったことです。北海道産「ゆめぴりか」・「ななつぼし」、熊本県「森のくまさん」・「くまさんの力」、佐賀県「さがびより」、福岡県「元気づくし」、長崎県「にこまる」などなど。まさに、食味の優れた品種が群雄割拠する戦国時代に入った感がします。
山形県の25年に向けての米作り、それはこれまでの評価に驕ることなく、兜の緒をしっかり締めなおした取り組みが必要なことは言うまでもありません。


 

2013年2月16日 11:50