"秋晴れひろがる"酒米の里金山

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                鳥海山の頂上には雪(10月16日:金山町上台より)

秋晴れが広がる10月16日、酒米の里金山に、冠雪の鳥海山がくっきりと雄大な姿を現わしました。いつ眺めても、神々しい思いがします。
つい、この間まで、コンバインやトラックが行き交い賑わっていた酒米の里、今は収穫を終えた田んぼに、静けさが戻ってきました。

JA金山の倉庫には、集荷された酒造好適米”出羽燦々”、”美山錦”がうず高く積まれていました。9月の記録的な残暑で、品質の低下が心配されましたが、胴割れ粒の発生が少なく、1等米比が90%以上確保されているとのこと、まずは一安心です。 でも目立つのが、シリカ・GAP米のシールです。GAP認証の生産者が出羽燦々一袋一袋に貼っています。
冬の豪雪、夏の青田、秋の黄金の穂波、鳥海山を眺望しながら作られる酒米、それは酒米の里金山の心の風景が豊かな田んぼの上にあるのです。
今年もまた、出羽燦々が醸す芳醇な香り、新酒を酌み交わしながら語り合うのを楽しみにしています。

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            倉庫に積み込まれた”出羽燦々”     ”シリカ・GAP米”シールを貼った出羽燦々

 

2012年10月17日 10:50