"指きりげんまん"青田巡回

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メンバーの田んぼに入り、草丈・茎数・葉色を調査し、穂肥の適期を診断
7月13日JA新庄もがみの酒米研究会”指きりげんまん”(代表:指村貞芳さん)のメンバーが酒造好適米「出羽燦々」の青田を巡回しました。イネを見て、触れて、穂肥施用の適期を判断するためです。
田んぼに入り、草の長さ、茎の数、葉の色の濃さ、幼穂の有無などを調査します。これを生育診断と呼んでいます。この診断結果を前年の処方箋と比較しながら、穂肥の適期と量を判定します。
本年の成育を前年に比較すると、草丈は10cmほど短く、葉色はやや薄い、茎数は多い~並みとバラツキがみられ、総じて成育はやや遅れていると診断されました。
このことから、穂肥は幼穂を確認したうえで、時期は7月17~20日、量はN成分で1.5kgを基準にを確認しあいました。
青田巡回は今年で3年目を迎えましたが、メンバーの田んぼを見て、”収量から品質重視、とくに米のタンパクを抑える作りに変わってきた”ということを葉の色、成育の大きさから実感しました。
”指きりげんまん”が出羽燦々の栽培に挑戦してまだ3年目、経験の浅い面々ですが、30代後半の若さとパワーに期待したい。




 

2012年7月17日 10:34