アスク試験田の成育状況(7月10日) 4

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試験田の全景(7月10日)

成育(7月10日).jpg )成育の推移(7月10日.jpg

山形市の7月上旬の気象は、気温・日照時間とも平年並みに経過、「干天に慈雨」にも恵まれましたが、試験田の成育は依然として短草・少げつ、葉数は1枚近く少ないという状況にあります。このため、中干しから湛水管理へと切り替え、また早めの穂肥を施用しました。
気になるのが葉数の展開が遅れていることです。美山錦・羽州誉・龍の落とし子の早生品種の止葉(一番最後に抽出する葉)は平年で12葉です。また、出羽燦々・酒未来・山酒4号の中生では12.5葉です。もし、止葉が平年並みになるとすれば、試験田の出穂期は4~5日は遅れるのでないか?。それとも、葉数を減らして(減葉)、平年並み(早生7月30日、中生8月3日)に出穂するのか?。
特異的とも言える今年の成育パターンに、あぜ道で頭を抱えています。


 

2012年7月12日 10:18