桜花爛漫の下、杯を酌み交わす

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       霞城公園にて(4月25日)

 春暖が続き、山形の桜も23日にやっと開花、平年より8日の遅咲きとのことです。
 山形市近郊の田んぼでは、タネまきが終わる間もなく春耕です。米づくり農家にとって、一年でもっとも忙しい節を迎えようとしています。ゴールデンウィークはありません。
 でも忙中の閑、酒造好適米「酒未来」を作るベテランと若手、それにアスク社員が一堂に集い、桜花ならぬ米づくり談義に花を咲かせました。もちろん、「酒未来」が醸す花見酒を酌み交わしながら。
 若い担い手は、いずれも35歳以下、野菜・さくらんぼをも手懸ける多角経営者の面々です。名刺には、「新鮮野菜と夢を耕す米づくり」、「鋤乃会・農による共同生活体」、「安全な食糧は日本の大地から」などと書かれています。その意気込みは杯からも伝わってくるようでした。
 ベテランと若手、年代はそれぞれ違っていても、「農」に汗を流す共通の喜びに話が弾み、まさに「春宵一刻値千金」とも言えるひと時でした。

2012年4月26日 11:42