酒造好適米「酒未来」を飲み語る

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 「酒未来」で安全祈願する「この指とまれ」の若い担い手達 

 酒造好適米づくりに汗する若い担い手「この指とまれ」のグループは、先日の暴風で破損した育苗ハウスの修理など、間もなく始まるタネまきの準備に追われています。
 でも、忙中閑あり、グループは忙しい合間を縫って、今年の作業の安全祈願をしました。そのメイーンになったのが酒造好適米「酒未来」で醸した14代と男山の純米酒です。
 「酒未来」は、14代蔵元高木酒造が「山酒4号」と「美山錦」を交配し開発した酒米品種です。山形では中生で、丈はやや短く、しなやかな草型、米は大粒で心白が多く、タンパク質含有量は低い、しかも山田錦の血をも濃く引いているというすぐれた特性を持っています。ただし、刈り取り時には、やや脱粒しやすいという点はありますが。
 グループが作り育て上げた「酒未来」の芳醇な香り、飲むほどに米づくりへの期待にはずむ会話、若い担い手達は、今年もまた蔵元に信頼される高品質の酒米づくりに挑戦します。                

 

2012年4月11日 10:47