「この指とまれ」、酒米づくり始動

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 ようやく雪が消えたアスク試験田      田んぼの水持ちをよくするためのクロ塗作業

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 スク試験田の雪もようやく消え、山形市
郊外の田んぼには、白一色から黒々とした
土の活力が戻ってきました。
 早春の田んぼには、クロ塗作業の大型トラクターのエンジン音が響いています。
 「この指とまれ」の若い担い手達は、今年の酒米づくりの決意も新たに
アスクに集いました。米づくりに向けての始動です。
 昨年の今、「この指とまれ」グループの米づくりは、震災とりわけ原発の風評被害を心配しながらのスタートでした。さらに、フエーン現象の影響を受けるなど、収量や品質は、酒米づくりに汗する担い手にとって決して満足できるものではありませんでした。
 こうした反省を踏まえ、蔵元から高く評価される高品質米を生産するため、気象変化に即応した施肥法や水管理、そして選別などの調製法はどうあるべきか、などについて検討しあいました。
 米をめぐる厳しい情勢にあっても、若い担い手達の酒米づくりへの挑戦は今年も続きます。

 

2012年3月30日 10:44