児童ら、たわら蔵で「山形のお米」を学ぶ

 10月18日、たわら蔵の店頭は、山形市DSCN2180.JPG
南沼原小学校5年生の児童たちで賑わいました。自分たちが住む山形の産業や文化を足で調べよう!、総合学習「山形再発見の旅」です。お米に関心のある児童9名がたわら蔵を訪れました。
 まずは、写真がいっぱい載ったテキストでの勉強です。「米のできるまで」は八十八もの大変な手間がかかること、「米づくりの昔と今」では、米作りの作業が腰を曲げての重労働から、田植機・コンバインなどの機械へと移り変わってきたこと、「山形の米の種類」では、つや姫・はえぬき・コシヒカリ・ひとめぼれ・あきたこまちなどのおいしい米の祖先は、120年前に山形で誕生した「亀の尾」であること、そして、「米の新製品」では、米粉パンとは、もちが粘るのはなぜ、・・・・・などなど。児童からの質問、
 Q:米で今一番困っていることは?
 A:・・・うーん・・・、一番コメっていること?、それはお米を食べなくなってきたこと、・・・・皆さん、もっともっとお米を食べてください、
とのダジャレの回答に一同クスクス笑いながら納得した様子。
 和やかな勉強会の後は実習です。店頭に並ぶ「つや姫」・「はえぬき」など、日ごろ食べ、目にしている米袋に手で触れ、持ち上げたりして歓声。とくに、デビュー2年目の「つや姫」は人気の的でした。さすが、米どころで育っている子供たちです。
 これからも、たわら蔵で学び体験したことを思い出し、ずっと変わることなく、米にそして農業に関心を持ってほしい、自由闊達な児童たちと話し合いながら、そんな思いを抱いた一日でした。
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 店頭に並ぶでお米の種類や値段を調べる  米袋を持って決めポーズ


2011年10月19日 10:39