アスク試験田の刈取り始まる

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           刈り取り間近かの「羽州誉」(天童市押野好行さん圃場)
 台風12号の影響のせいか、
9月に入ってからは夜温の高いDSCN1972.JPG
むし暑い日が続いています。
 アスク試験田の酒造好適米品種「羽州誉」・「龍の落とし子」は9月5日に日平均気温の積算値が1000℃に到達、刈り取りの適期を迎えました。
 両品種とも、種子生産ですので、他品種が混合しないよう一株一株チェックしながらの手刈りです。刈り取った稲束は杭に架け、自然乾燥します。蒸し暑い中での作業でした。
 試験田の周囲の田んぼも黄金色が濃くなってきましたが、穂を手に取ってみると、まだ青もみが多く、実りのスピードは鈍いようです。これは、8月下旬からの日照時間が少ないうえに夜温が高いためと考えられます。刈り取りは、やや遅れると見込まれます。
 また、生産者は米の放射能検査の結果が気になる?、ことも刈り取りの腰を重くしているのかもしれません。
 出来秋を生産者とともに喜びたい、その思いをいつもの年よりも強く感じた稲刈りのスタートでした。
                  
   
                                                                           

2011年9月 6日 11:50