「山酒4号(玉苗)」のほ場を巡回

 最高気温32.4℃となった9月13日、酒造好適米「山酒4号(玉苗)」の生産者(山形県河北町)が刈り取り前のほ場巡回をしました。
 この巡回は、毎年行っているもので、メンバーが作付する「山酒4号」のほ場を観察しながら、品質を高めるための刈り取り期の診断、乾燥調製の方法などの情報を交換し合う場です。 
 メンバーそれぞれの田んぼは、すでに刈り取り適期に入ったもの、まだモミに青味が多く残っているものなど、田植日、出穂期、水管理、田んぼの特性などの違いにより例年よりはバラエティに富んでいるようです。
 また、①山酒4号の刈り取り適期は出穂後の日平均気温の積算値で1000℃であり、8月6日に出穂した田んぼは適期に到達していること、②高温続きと少雨で立毛でのモミ水分が20~25%と低いことから、刈遅れや過乾燥による胴割粒発生にはとくに注意を払うことを確認しました。
 巡回を終えた後での懇親会、「蔵元と共に喜べる山酒4号に仕上げたい」、メンバー一人一人が熱い思いを語り盛り上がった日でもありました。
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     「山酒4号」研究会 奥山喜男会長の田んぼを見るメンバー、
      9月20日が刈り取り
適期と判定 

2011年9月15日 09:51