「つや姫」出穂を迎える

  ここ数日、 山形は猛暑日が続いていますが、田んぼを吹きわたる涼風に、「秋きぬと目めにはさやかに見えねども風の音にぞ驚かれぬる」の感がします。昨年の暑さほどではないようです。
 さて、デビュー2年目の「つや姫」、山形市郊外の平吹正直さんの田んぼでは出穂の盛りを迎えています。
 「つや姫」の栽培マニュアルによれば、平年の出穂期はコシヒカリ並みの8月14日ですから、本年の出穂はマニュアルよりは2日ほど早まっています。コシヒカリよりは丈が短く、葉色はやや淡く、ガッシリした草姿に、頼もしさを覚えます。
 気象が平年並みに経過すれば、咲いている花一粒一粒にしっかりと実が入り、「つや姫」の名に違わず、おいしい米に仕上がることでしょう。新米の味が待たれます。
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   山形市郊外の田んぼでは「つや姫」の出穂盛り

 

2011年8月12日 12:05