滔々と"最上川"

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     春霞に浮かぶ月山を最上川 より眺望(中山町にて) 

        
  
遠く春霞に浮かぶ月山、雪解け水を満々とたたえ流れる最上川、桜花爛漫の山形ならではの一幅の絵のようです。
 アスク試験田では4月21日にタネをまき、その後の順調な天気にも恵まれ、土の中から小さな緑の苗が顔を出しました。タネに貯えられている養分で成長している芽生えは、間もなく離乳期といって、根は土から養分を吸い、葉は太陽の光を浴びてデンプンを作り、自力で成長するようになります。
 苗は今が低温や霜にもっとも弱い時期、まだまだ気の張りつめた温度管理が続きます。
 田んぼでは春耕が真っ盛り、トラクターがエンジン音を響かせています。5月初め、最上川の水は、網の目のように走る水路へと一斉に注ぎ,一枚一枚の田んぼを潤します。
 滔々と流れる最上川は、山形の米づくりにとっても”母なる川”なのです。
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 アスク試験田の苗の成長(4月21日まき)  山口泰弘氏の苗の成長(4月15日まき)
  

 

2011年4月27日 11:08