「十四代」蔵元、高木酒造を訪れる

 「グラスに注がれた酒、馥郁とした香りが漂い、まろやかな味わいが口の中に広がる」、日本酒の愛飲家にとって、垂涎の的「十四代」の蔵元、高木酒造を訪れる機会がありました。
 山形県村山市冨並、県のほぼ中央に、江戸時代から400年続く由緒ある蔵元があります。高木酒造です。4月の声を聞くというのに、まだ一面の雪、「この雪こそが、雪解けの清冽な水こそが、十四代をはじめ、黒縄や朝日鷹を醸す」そんな言葉がぴったりの雪国の蔵元です。
 自然に恵まれている、それに満足するのではなく、酒のおいしさと品格を求め、「龍の落とし子」、「酒未来」、「羽州誉」という酒造好適米をも自社開発しているのです。これらの品種の純正な種子の生産を、アスク試験田が担っていることは本ブログでもたびたび紹介しています。
 今回、社長高木辰五郎氏、専務高木顕統氏から、酒づくりについての話を聞くにつけ、その真摯な取り組みに、「蔵元から信頼され、喜ばれる高品質の米づくり」への気持ちを新たにしたところです。
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 高木社長(中央)、高木専務(右)

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 高木酒造入り口。雪に囲まれた蔵                         

2011年3月31日 11:19