データでみる「つや姫」のおいしさ

ふっくら炊きあがった「つや姫」、その白さ、口の中に広がる甘さ。「つや姫」のおいしさ、その秘密をデータで紹介しましょう(つや姫栽培マニュアル:山形県より引用)。
 ご飯を食べ比べる食味官能試験の結果では、外観(ご飯の白さ)、光沢(ご飯のつや)、味がよく、総合評価は「コシヒカリ」を大きく上回っています(図1)。「つやがある」、「甘みがある」、これが「つや姫」のおいしさの秘密なのです。
 「つや姫」の「甘み」は、旨みアミノ酸であるグルタミン酸とアスパラギン酸が「コシヒカリ」より多く含まれている(図2)ことにあると言われています。また、「つやと白さ」が「コシヒカリ」より高いのもデータから裏付けられています(図3)。
 「つや姫」のおいしさのルーツは「コシヒカリ」、さらに遡ると、約130年前の「亀の尾」にたどり着きます。「つや姫」のおいしさを証明するデータには、「亀の尾」の遺伝子のみならず、「亀の尾」を創選した阿部亀冶翁をはじめ、多くの先人達の米づくりへの思いもまた詰まっているのです。つや図.JPG
     
       図1 「つや姫」の食味官能試験結果
つや2.JPG亀の尾.JPG
図2 炊飯米の旨みアミノ酸含有量                  
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 図3 炊飯米の白色度

2010年10月 7日 11:01