酒造好適米「山酒4号(玉苗)」の品質向上をめざして

 

 暑さもようやく治まり、いよいよ稲刈りが本格的にスタートします。猛暑にあえぎながら稔った山酒4号(玉苗)、その品質が大変気になるところです。

DSCN0821.JPG  そこで、刈取りを控えた9月7日、酒造好適米品種「山酒4号(玉苗)」の生産者グループ(奥山喜男会長)が、お互いの圃場を視察し、品質を高めるための刈り取り時期の診断、胴割粒を出さない乾燥方法などについて研修をしました。
 山酒4号(玉苗)の刈取適期は出穂後の積算気温で950~1000℃であること、乾燥にあたっては急がず、乾燥温度は35℃、毎時乾減率は0.5~0.6%に調節  することなどを再確認しました。
 猛暑の中で汗し、栽培してきた「山酒4号(玉苗)」、フィニッシュはピタリと決め、蔵元に、そして愛飲家に喜んでいただきたい、生産者みんなの熱い思いです。

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        「山酒4号」だ、とすぐわかる濃い黄金色が特徴

2010年9月13日 13:55