酒造好適米「出羽燦々」のGAP認証をめざす

「酒米の里」金山町、JA金山酒米研究会は酒造好適米「出羽燦々」のGAP(Good Agricultural Practice : 適正農業管理)認証をめざして、今、研修会や現地指導などに取り組んでいます。
平成23年7月には、「米トレーサビリティーが完全施行されます。清酒にも原料地表示が義務付けられることから、原料米の産地や栽培法に対する消費者の関心はますます高まるでしょう。
これらの動きを見据え、消費者と蔵元が求めるこれまで以上に安全・安心な酒米の生産と環境保全への期待に応えよう、GAP認証をめざす「酒米の里」の熱い思いです。
3月11日の夜は、生産者が50名ほど参加し、GAP普及センター田上隆一氏より「JGAP認証への取り組みと管理のポイント」の研修を、また、12日には1メートルの残雪に囲まれ、底冷えがする生産者の作業場での現地指導を受けました。あぜ道氏も、現場で見て聞き、農薬散布や収穫調製作業など、習慣的になっている管理についての見直しと改善、整理整頓の心がけ、そして、食べ物を作っていることへの生産者の気遣いがGood Agriculturalあるとの認識を新たにしました。
今年の米づくりが、間もなく本番を迎えます。「酒米研究会」のGAPへの取り組みもこれからが本番、アスクは認証をめざす研究会を支援していきます(写真:1月29日と3月12日、田上氏による現地指導

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2010年3月15日 09:45