GW中、山形は雨が恋しいぐらいの晴天が続きました。この好天で苗の成育は順調に進んでいます。

 耕起を終えた田んぼには、雪解けの水が次々と入り始めました。水を張った田んぼの畦畔に立っていると、汗をかいた体には、心なしか涼しさを感じます。

山形市本沢の山口、平吹君は、連日、耕起、代掻き作業に追われています。
代掻きは、トラクターの後ろで回転する耕耘爪が水の中で土を細かく砕き、土をトロトロにし、田の表面を平らにする作業です。
なお、「代」には田、田地という意味があります。蛇足ながら。代掻きをすることで、田植えがしやすく、また田んぼの水持ちが良くなります。

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代掻きを終えた田んぼには再び水が張られます。絶好の水場、カモが餌を啄ばみながら悠々と泳いでいました。間もなく田植えを迎えます。
 「代掻きの後澄む水に雲の影」(篠田悌二郎)

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2009年5月 7日 19:02