スマート農業、最新の農業機械勢ぞろい

DSC_1100 - コピー.JPG            農薬散布の実演
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GPS田植機      刈り取りながら収穫量・タンパク含有量を測定するコンバイン

 第96回山形農機まつり農機ショ-が、山形市ビッグウイングを会場に8月30~9月1日開催されました。会場には、昨今のトレンドであるロボット技術(RT)、自動化技術(AT)、情報通信技術(ICT)を活用した最新の農業機械が勢ぞろい。無人で走行・耕起するトラクタ、GPSを搭載した田植え機、刈り取りながら圃場の収穫量、玄米のタンパク含有量を測定するコンバイン、そして自由自在に飛び回るドローンなどなど。
 農業情報学会は「生産から販売までの各分野がICTをベースとしたインテリジェンスなシステムで構成され、高い農業生産性やコスト削減、しょくの安全性や労働の安全性等を実現させる農業」をスマート農業としています。スマート(Smart)には、機敏、頭の良い、賢明、気のきいた、洗練されたといった意味があることから、「刻々と変化する状況変化に応じた、きめ細やかで、洗練された最適な生産管理や経営管理を迅速におこなう農業」とも言い換えることができるでしょう(南石晃明氏)。
 スマート農業は少ない労力で高い生産性が期待できるものの、導入・普及にはコストが高いことがネックになっているとのこと。スマート農業が、次世代の農業経営の革新、技術の革新を実現するのでしょうか。          

 
 

2019年9月 2日 10:40