花冷えの下、アスク試験田"タネまき"

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酒造好適米品種の原原種のタネまき

 花冷えの時折小雨降る4月15日、新入社員も一緒にアスク試験田のタネ播きをしました。この日播いたのは、酒造好適米品種「羽州誉」、「龍の落とし子」、「山酒4号(玉苗)」、「酒未来」、「改良信交」、「酒の華」の原原種、「美山錦」、「出羽燦々」、「出羽の里」、「雪女神」などの作柄・品質調査用品種の種子です。 原原種は一品種5系統に分けて手播きします。原原種は基本となるタネですから、一粒たりとも他品種と混入しないよう、細心の注意を払いながらの作業です。
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大勢でいつもながらの賑やかなタネ播き風景 田植機が鎮座する中での昼食

 隣の作業場では、この指とまれの平吹正直さん達山形ハーベストが大勢での播種作業です。3日間で酒造好適米「羽州誉」、「龍の落とし子」、一般米「つや姫」、「はえぬき」、「雪若丸」、「コシヒカリ」を9000箱(約45ha分)播きます。播種した育苗箱は、ハウス内に並べ保温マットで被覆します。田植えまでの約1か月間、灌水、マットの被覆、除覆、ハウスの開閉などなど、桜花を横目に天気を気にしながらの周到な管理が続きます。

2019年4月15日 14:12