試験田種子、浸漬中

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種子の浸漬(左:平吹正直さん、右:山口泰弘さん)
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 桜の開花宣言後、山形は花冷えが続いています。昨日は最高気温6.5℃、最低1.6℃、今日も小雨です。
 4月2日に塩水選したアスク試験田のタネもみは、浴槽のような大きなポリタンクで浸漬中です。”浸種”と呼んでいます。蛇足ながら、春先の田んぼのあぜ道や水路に咲く小さく白い花、タネツケバナと呼ばれています。花の名は、農家はこの花が咲くとタネもみを水に漬けたことに由来するとか。
 タネもみを水漬けする目的は、もみに十分な水分を吸収させ、またもみの表面に含まれている発芽抑制物質を除去して、一斉に発芽させることにあります。タネもみが酸欠にならないよう、水はポンプで循環します。
  タネもみは風乾重の約15%を吸水したときから胚の活動が始まります。浸漬水温は吸水しても低温のために発芽できない10~13℃が適温で、すべてのタネもみに十分吸水させることができます。浸漬期間は積算水温で120℃、おおよそ10日間程度です。十分に吸水したもみの外観はアメ色に変わり、胚芽は新しい芽生えの活動の準備が整えられるのです。
  浸漬を終えると、芽だし(催芽)をし、4月15日ころからタネ播きが始まります。

(2018年4月 9日 09:51)
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