アスク種子田、刈取りスタート

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 9月11日、アスク種子田の刈り取りがスタートしました。出穂後の日照不足で刈り取りは遅れるのでは、と予想していましたが、例年並みとなりました。この日刈ったのは早生「はなの舞」です。これから順次、「キヨニシキ」、「羽州誉」、「龍の落とし子」、「改良信交」、「山酒4号(玉苗)」、「酒未来」を一日一品種ずつ種子用コンバインで刈り取りします。
 刈り取りを一手に引き受けているのが「この指とまれ」の山口泰弘、平吹正直さん、種子生産を手掛けて13年目になります。一品種刈るのに一時間ほどで終えますが、大変なのはこの後、機械内にたまっているモミやワラ屑などを取り除き、他品種が混入しないよう、半日もかけて掃除します。種子生産を担う両君によって、厳正な種子と高品質の米が作られ、酒が造られるのです。
 また、アスク試験田にはこれらの品種の原原種が作付され、一株一株手刈りした稲束が杭乾燥されています。

2017年9月12日 12:23