アスク試験田の生育状況(6月20日現在)


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      夏至の山形は雨が降り続いています。間もなく梅雨入りでしょうか。昨日は最高気温32℃の真夏日だったのに。 
 さて、6月20日現在のアスク試験田の酒米の生育状況ですが、6月に入ってから低温が続いたことから(気象図の黒線)遅れているようです。茎数は平年比84と少なく、葉数は-0.6葉となっています。生育は3日ほどの遅れ となっています。
 県内の「はえぬき」・「つや姫」の生育も茎数が平年比87、葉数は-0.4~-0.6葉で、生育は同じく2~3日の遅れということです(米づくり技術情報№4)。
 このことから、今後の栽培管理は、①茎数が少ないことから引き続き浅水管理で分げつを促進させ、有効茎(穂になる茎)を6月25日までに確保すること、②その後は、落水し作溝・中干しを行い、7月10~15日の穂肥までにはガッチリした茎に育てる、がポイントになります。
 蛇足ながら、試験田から見る月山の残雪は例年よりは多いような気がします。低温の影響でしょうか。

 

 

                          
 

 

2017年6月21日 10:32