酒造好適米"酒未来"の新たな産地を巡って

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 酒造好適米”酒未来”、その醸す芳醇は味わいは、いま、蔵元や愛飲家に注目されています。名は体を表す、酒未来の飛躍が楽しみです。
 現在、本品種の作付は18ha、これまで生産者は山形市周辺に限られていましたが、本年、さらなる増反をめざし、生産者2名が新たに加わりました。JAみちのく村山酒米生産部会の高橋勝秀、工藤和夫さんです。両人とも副部会長でこれまでにも酒米作りに取り組んできたベテランです。その田んぼを23日巡回してきました。
  田んぼは、村山市と大石田町の境、最上川西岸の田沢地区にあります。高橋さんの酒未来は一枚の区画が0.8haと1.2haという広々とした田んぼで育てられていました。基盤整備が終えたばかりとあって、成育にはバラツキがみられました。2年目以降からは落ち着くでしょう。葉色は32とやや淡く、止葉は抽出し、8月初めには出穂すると見込まれます。工藤さんの田んぼは対照的に昔ながらの小区画で、草丈77cm、葉色36、止葉は抽出していました。田んぼの区画に大小はあっても、このまま順調に出穂し、登熟が進めば、高品質の酒未来が期待できそうです。作付初年目にしてはまあまあの出来に一安心しました。
 JAみちのく村山は、尾花沢市や大石田町を抱える豪雪地、JAでは多雪を生かした雪むろに貯蔵した鮮度抜群の”雪むろ米”にも取り組んでいます。案内された雪むろの中は、真夏というのに氷状になった雪の塊がうず高く積み込まれていす。雪むろに貯蔵した酒未来が醸す酒は?、こうした試みにも興味がわきます。
 そしてもう一つ、ここはスイカの大産地でもあります。今が出荷の最盛期、選果場にはひっきりなしにトラックが行き交い活気にあふれていました。集まったスイカの山は糖度、大きさなどで選別され、洗浄、箱詰めまでの一貫した自動化、それらの施設にもびっくりさせられました。
 元気ある生産者と農業に酒未来で乾杯!、出来秋が待ち遠しい田んぼ回りでした。
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雪むろの中には氷状になった雪が  スイカの選別(JAみちのく村山)  

(2014年7月24日 11:25)
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