田んぼに涼風、復興支援への酒米づくり

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       福島復興支援への酒米づくりに向けて(出羽燦々の田んぼにて)
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 本ブログ2月4日号で、福島県浪江町から山形県長井市へ移転した蔵元、鈴木酒造店長井蔵が地元のコメ生産者の支援の輪と一緒に、酒米づくりを計画していることを紹介しました。
 それが現実のものとなり、今、長井市の田んぼでは酒造好適米”出羽燦々”、”出羽の里”が真夏の空の下で青々と育っています。今日(7月15日)、それらのイネの健康診断をしてきました。
 支援の輪の皆さんは、米づくりのベテラン揃いですが、酒米に取り組むのは全員初めてとのこと。これからの管理、とくに穂肥や暑さへどう対応するか、お互いの田んぼを見比べながらの勉強会です。
 田んぼに入って診断すると、幼穂の長さはすでに2cm近く伸びています。葉色にはバラツキはあるもののSPAD値で40近くあります。中干しもようやく始まったばかり。このことから、穂肥の施用を急ぐこと、その量はN成分で1.5kg以内にとどめることなどの処方が必要と判断されました。
 夏の太陽がジリジリ照りつけるもとでの作業でしたが、残雪の朝日連峰から吹き渡る風は以外にも涼しく感じます。この涼風に育まれるコメは、長井蔵が醸す芳醇な酒となって福島の復興の絆になる、そう信じながらの田んぼまわりでした。

(2014年7月15日 15:23)
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