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アスク稲作研究会 GLOBAL G.A.P.認証2年目に向けて①

 4月10日、11日に一般社団法人日本生産者GAP協会理事長の田上隆一氏を講師に招き、

「アスク稲作研究会 GLOBAL G.A.P.講習会」を行いました。

参加者は、酒米、主食米生産者、関係するJA職員(お忙しい中、有難うございました。)、

アスク社員を加え20名。

 10日は、食糧会館にて2時間の講習と質疑応答。

 私のメモを以下にまとめますと、

G.GAP講習会 in 食糧会館 2015.4.10.JPGのサムネイル画像   G.GAP講習会in食糧会館② 2015.4.10 (2).JPG

 お弁当や外食、自炊も含め、食のグローバル化により、生産、製造、流通、小売り、

消費の何れかで問題が明らかになると、国を跨いで問題が波及する。国内外で問題が

発生した時の対処法だけではなく、問題発生を未然に防ぐための管理が、各分野で

求められている。また問題には、環境問題や労働安全問題も含まれる。

 

 農産物生産者段階での管理は、G.A.P. (Good Agriculture Practice:適正農業管理)。

 GAPの適正3原則は、①法令や科学に基づいている ②予防原則を取っている

③汚染者負担原則を扱っている

 ①の例として、燃料タンクに防油堤を設置しているか。農薬や農薬散布機を洗った際の

水を側溝に流していないか。

 ②の例として、作業中は怪我をする恐れがあるので、救急箱や真水を作業場や車に

常備しているか。公的機関が開示している土壌や水質検査結果、水源や上流等を確認し、

圃場へ流入する危険性を確認しているか。

 ③の例として、過剰な施肥や農薬散布をする事で河川や土壌汚染をしていないかを

確認しているか。万が一、河川から流れてきた重金属等で汚染された作物を販売した

場合は、生産者が加害者となる。

 

 第三者に説明をする際は、口頭だけよりも裏付けの帳簿類も用いた方が説得力を増す。

GAPは、〇と×で判断をする事ではなく、農業管理の自己点検である。

 農産物の安全性や環境問題に配慮した生産は、世界的に求められている。オリンピック

・パラリンピックで食材を提供する際も基準が設けられている。第三者機関による認証や

基準が求められている。その内の一つに GLOBAL G.A.P.も含まれている。

 GAPを意識する事が重要で、どこが?なぜ?どの程度?どうすればよいのか?を確認、

対応をする事で問題を改善して行く。

 

 質疑応答では、作業場の築年数を心配する声や親を説得するにはどうすれば良いのか

という質問がありました。

 回答は、作業場の築年数に関係なく出来る範囲で対応することが重要。自分が整理整頓

や環境を意識した取り組みをする姿を見せる事、周囲では当たり前になって来た事を示す

ことから始めてみては。

 

 以上、2時間をまとめた一部を書いてみました。

 ご質問等がある際は、お問い合わせ下さい。

 11日の講習については、後日掲載いたします。

                                      A.I.

 

(2015年4月24日 10:09)
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