新年書き初め

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こちらも毎年恒例、一文字書き初めです。
目標や心意気をそれぞれ一文字に表現し、「高松和紙」に習字します。
それを一年間会社の会議室に飾るのです(恥ずかしい!!)。

ちなみに「高松和紙」というのは、上山市の94歳のおじいちゃんが最後の継承者として毎冬に漉いている紙です。
原料となる楮(コウゾ)の繊維をほぐすのに、たいていの工房が機械を導入しているのに、土屋さんのところでは相変わらず、木の棒で叩いてほぐしています。
そのため、繊維が切れすぎず、薄くてもとても丈夫な紙が漉けるのです。
かつて、県内でも多く農家で、冬の農閑期の副収入減として紙漉きを行っていたのですが、手間と労力に見合う需要がなくなり、急激に紙漉き農家は減りました。
現在山形では、合わせて5軒が残るだけとなりました。

毎年この「高松和紙」を御手配頂いている『やまがた芸術倶楽部』代表 喜早氏は、「農業のあり方とともに、紙漉き・織り・かご編みなどの、冬仕事のなかで培われた伝統技術のこれからについても我々は考えていかなければならない」とおっしゃっています。

普段、筆を握ることってめったにありませんよね。いざ筆を持つと緊張しますが、飾られた字は個性豊か。
年末には成果発表があります。達成できるかな?

アスクに来た際には、是非ご覧く下さい。

2009年1月 5日 11:21

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