酒造好適米品種の原々種子の脱穀

DSC_1260.JPG    アスク社員、種子の脱穀作業
 9月27日、アスク試験田に作付けした酒造好適米品種の原々種子(基になる種子)の脱穀作業を行いました。刈取り後は好天に恵まれたこともあり。杭掛け乾燥・収納は終わり、この日は羽州誉、龍の落とし子、酒未来などの品種を脱穀しました。原々種子ですから、他品種が一粒たりとも混入しないよう、細心の注意を払いながらの作業です。一品種15分程度で脱穀を終えても、その後の機械などの掃除に3倍もの時間がかかります。この緻密な作業で純正な種子が生産されます。脱穀した種子は、後日脱芒機にかけ精選し、来年には原種として増殖します。
 アスク試験田での外の作業は一区切りしましたが、これからは種子の調製や産地から送られてくる酒米サンプルの品質調査に追われます。

2021年9月28日 10:56