アスク試験田始動

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試験田に作付けする酒造好適米品種の種子を数え、袋詰めする社員
原々種子調製.jpg 毎年のことながら、春の訪れを感じ始める頃アスク試験田が始動します。18年目を迎えた試験田の始動は作付けする種子の準備です。担当社員がアスクが独自に手掛ける酒造好適米品種、羽州誉・龍の落とし子・山酒4号(玉苗)・酒未来・改良信交・酒の華てキヨニシキ・雪化粧・はなの舞の原々種子、生育、作柄、品質調査をする美山錦・出羽燦々・出羽の里・雪女神の種子を一粒一粒数えながら袋詰め作業をこなしていきます。
 原々種子は昨年試験田で選抜、刈り取った穂を手作業で精選したものです(上図)。毎年、この作業を繰り返し、異品種の混入などを防ぎ厳正な種子生産を行っています。袋詰めした種子は4月1日に水漬けし、同15日ころに播種します。これらの種子から育った酒造好適米品種は令和6年にそれぞれの蔵で新酒の馥郁とした香を醸すのです。
 
 

2021年3月16日 12:16