アスク、酒造好適米品種の種子刈取り

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種子用”羽州誉”、”龍の落とし子”の刈り取り(9月12,13日)

 アスクこの指とまれの山口泰弘、平吹正直さんは9月12,13日種子田に作付けしている酒造好適米品種”羽州誉”、”龍の落とし子”を刈り取りました。
 種子用コンバインで10アール1時間ほどで刈り終えますが、大変なのがその後の作業です。他品種のタネが混入しないよう念入りな掃除は欠かせないからです。機械内にたまっているモミやワラくずなどを取り除くために分解掃除など、この道17年目になるベテラン二人の経験豊かな作業が厳正な種子を産み、美味しい酒を造ると言っても過言ではありません。
 試験田、種子田周辺でも酒米の刈り取りが始まりました。羽州誉は丈が伸びすぎて全面的に倒伏しましたが、田んぼが乾いていることから性能抜群の大型コンバインは倒れた稲株をきれいに刈り取っていきます。引き続き、種子用の改良信交、山酒4号(玉苗)、酒未来、そして酒造用の龍の落とし子、山酒4号(玉苗)、酒未来の刈り取りに追われます。
 賑わいを見せる秋、晴れ渡った空の下、赤トンボが舞い、黄金色に染まる田園風景は米どころ山形の風物詩でもあります。
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全面倒伏した羽州誉を刈り取る

2020年9月14日 11:36