アスク試験田の生育概況(収量調査の結果)

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 令2年産アスク試験田の酒造好適米品種の収量調査の結果がまとまりました(上表)。アール当たり収量(玄米重)は、早生品種(美山錦・羽州誉・龍の落とし子)平均でふるい目幅2.0mmで70.3kg、同2.1mmで54.0kgで対平年比125%、137%でした。中生品種(出羽燦々・出羽の里・山酒4号(玉苗)・酒未来)平均では2.0mmで72.3kg、2.1mmで65.2kgと早生品種同様に高い値でした。
 本年の稲作期間の気象は6月の高温、7月の寡照、そして8月の高温、いずれも観測史上2~4位で推移しました。この記録的な気象と収量を構成する要素(穂数・もみ数・登熟歩合・千粒重)と高収量との関係は今後とりまとめ報告します。
 

2020年9月28日 10:14