アスク試験田の生育概況(7月31日)

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気象経過:7月下旬も寡照で経過、このため7月の積算日照時間は観測史上2番目に少ないと見込まれる(7/1~30日)。
生育概況:出穂期は早生品種群(美山錦・羽州誉・龍の落とし子)は平均7月26日で平年より2日早、中生品種群(出羽燦々、出羽の里、山酒4号、酒未来)は平均7月31日で平年より1日早。主稈総葉数は(止葉葉位)は早生群11.9葉、中生群12.8葉で平年並み。葉色(葉色計による測定は止葉)はいずれの品種とも濃く、早生品種群45.2、中生品種群42.0で平年の38よりはかなり高い。
 以上から、出穂は1~2日ほど早まったものの、葉色が濃く、8月も日照不足で経過すれば、玄米タンパク含有量は高まると推察される。

2020年7月31日 14:12