令和2年 アスク試験田の生育概況（7月20日）
蒸し暑い中、生育調査するアスク社員 日照不足注意報
気象経過：7月中旬の平均気温は平年差1.2℃低く、日照時間は平年比76％と少なく経過（日照時間は6月6半旬が対平年比で56％、7月1半旬18％、同2半旬35％、同3半旬48％）。
生育経過：生育は、7品種こみで草丈が対平年比115％と長く、茎数は105％とやや多、葉数は+0.2葉多い（早生品種の主茎総葉数、止葉の葉位は美山錦12.0、羽州誉12.0、龍の落とし子12.0で平年並み）。
以上から、アスクし試験田における7月20日現在の生育は、草丈、茎数ともに平年を上回り、とくに草丈が長いことから下位節間の伸長による倒伏が懸念される。出穂期は並みと見込まれるが、7月下旬は雨や曇天が続くと予報されていることから、引き続き日照不足に対応したきめこまかな水管理などの対応が必要。
2020年7月21日 11:11
