山形市にイザベラ・バード顕彰碑

P1070422.JPG山形市立病院済生館前に建立されたイザベラ・バード顕彰碑
イザベラバード碑(金山町).jpg バード記念碑.jpg
イザベラバードの記念碑(左:金山町 右:川西町 ホームページより)

 今から約142年前の1878年(明治11年)、山形県内を旅した英国人女性旅行家がいます。彼女の名前はイザベラ・ルーシ・バード。バードが山形県を旅したのは7月中旬、新潟県から米沢街道(現国道113号)の十三峠を越えて小松(現川西町)へと入り、山形市、天童市、金山町を経て秋田県へ。
 バードはその旅行記「日本奥地紀行」(高梨健吉訳)で、米沢盆地を「東洋のアルカディア(桃源郷)、金山を「ロマンチックなまち」と絶賛しています。そして山形市を次のように記しています。「山形は県都で、人口2万1千人の繁盛している町である。・・・大通り奥の正面に堂々と県庁があるので、日本の都会には珍しく重量感がある」と。
 来形の際にはぜひお立ち寄りください。
 

2020年6月 4日 10:07