桜と月を愛でる

DSC_1961.JPG DSC_1931.JPG

桜花爛漫とスーパ-ムーン(4月7日)

桜の開花日(1).jpg 


 新型コロナウイルスの感染が拡大している中ですが、自然の営みは変わることなく山形は桜花爛漫を迎えています。7日にはス-パ-ム-ンが東の夜空に姿を現しました。
 山形気象台によれば、県内の桜の開花は山形市で4月3日、平年(4月15日)より12日早く、昨年より9日早いとのことです。気象台が1953年(昭28)に観測をはじめて最も早い開花です。その要因は、冬季間の気温がこれも観測史上最高だったことによると考えられています。
 そこで、1953年から2020年までの68年間の冬季間(1~3月)の平均気温と桜の開花日(データはいずれも山形気象台から引用)との関係を調べました。その関係が上図です。図は桜の開花日は1~3月の平均気温と関係が深く、気温が高い年は開花日が早まることがわかります。回帰式から平均気温が-1℃で4月23日、0℃で20日、1℃で16日と予測されます。すなわち、平均気温1℃の差で4日ほど早まったり、遅くなったりします。
 米作りのタネまきは、例年なら満開の桜花を見ながらですが、本年は散ってからになりそうです。  

2020年4月 6日 14:30