"ASK愛山"の原々種の刈取り

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               ”ASK愛山”の棚田からの原風景

 兵庫県三木市吉川町上中、山間の棚田からは昔ながらの田舎の原風景を目にすることができます。吉川町は山田錦、愛山などの酒米の一大産地として蔵元から知られている地でもあります。
 10月17日、谷郷昇さんの田んぼに作付けした”ASK愛山”の原々種の刈り取りを行いました。6月12日に田植えした愛山は刈り頃のきれいな熟色を見せています。鎌を持つ手も軽やかに300株を刈り取りました。刈り取った稲束はダンボール箱に詰め込み宅急便で山形まで。乾燥後に脱穀・調製すると種子量は6kgほどになります。来年、谷郷さんの田んぼで原種として200kgほど増殖し、再来年に生産者へと配布します。

 ”芳醇な酒を醸す幻の酒米愛山”、その生産は優良な種子からをモットーとするアスクは、本品種の生まれ故郷である兵庫県でこのような地道な取り組みを行っていることをあらためて紹介しておきましょう。
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2019年10月21日 11:59