インドハリアナ州のあぜ道から(34)

 カイタルのもみ集荷場(New Grain Market Kaithal)を見学する。集荷場は作業する人、トラック、もみの山でごった返している。その中を犬、牛が闊歩する。
 コンバインで収穫したもみはトラックやトラクタの運搬車でここに運び込まれる。もみはコンクリートのたたきの上に野積する。乾燥は?と聞くと、その必要はないとのこと。もみはふるい箱を2人でゆすり、もみとワラくずを選別する。網から落ちるごみは扇風機で吹き飛ばす。実に悠長な作業だ。選別したもみは天秤ばかりで50.kgずつ麻袋に入れ検査を受け税金を払う。その重量もアバウトだ。検査済みの麻袋には証紙を張り、買い取った業者が精米工場へ運ぶ、というのが大まかなシステムらしい。
 時折、犬がマーキング、牛が寝転んだり。細かいことには目をつぶろう。悠久の自然が生み育む恵にナマステイ。 
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集荷場 に運び込まれたもみ  精もみをふるいで選別しワラくずは扇風機で吹き飛ばす
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麻袋に50kg入れ、検査済みの袋には証紙を張り付ける
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牛は聖なるもの

 

2019年10月 3日 14:55