本年産の予想収量全国1位

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 農林水産省東北農政局は9月30日、県内の水稲の作柄概況(9月15日現在)を発表しました。10アール当たり予想収穫量は625kg(前年比45kg増)で1947年の統計開始以来の最高値となり、長野県と並んで全国1位になると見込まれています。平年を100とした作況指数は105で「やや良」と見込まれています。
 作柄が高い要因は、田植え時期(5~6月)の気温が高く、日照時間が多かったことから生長が良好で全もみ数(穂数×1穂当たりもみ数)が平年を上回って確保されていること、登熟(開花、受精から成熟期までのモミの肥大、充実)も順調に推移しているためとされています。
 前年の収量は580kgで平年を大きく下回ったため、本年の作柄に生産者はひとまず一安心。品質も良好です。「つや姫」、「雪若丸」、「はえぬき」など、山形県産の新米をご賞味ください。

 

2019年10月 3日 10:40