県内の杜氏さん、置賜の酒米生産地を巡回

 8月24、25日県内蔵元の杜氏さん、県工業技術センター、アスクのメンバーで構成される「山形県研醸会酒米研究班」20名ほどが、置賜地方の酒米生産地の田んぼを巡回しました。杜氏さんたちは穂が黄色味を帯び重く垂れている田んぼに入り生育状況を調査、生産者からも直接話を聞きながら、作柄を確かめていました。
 本年の気象経過は変動が大きく、7月は日照不足、一転して8月は高温で経過、このため粒大や胴割れ発生への影響が懸念されることから、適期刈り取り、乾燥の励行が品質向上のキーポイントになることも確認しあいました。
 研究班の長年にわたる真摯な取り組みが”吟醸王国やまがた”の原動力になっている、そう感じた2日間でした。

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 巡回はアスク試験田の酒米の生育状況を観察・調査してから
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 雪女神(高畠町二井宿 米鶴酒造)         亀粋育成者の志賀良弘さん
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 イノシシ対策の電気牧柵              雪女神(米沢、新藤酒造店)
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雪女神(米沢関根 小嶋総本店)           出羽燦々(南陽市 東の麓酒造)
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酒の華(川西町大塚 中沖酒造店)          出羽の里(長井市時庭 鈴木酒造店長井蔵)


2019年8月26日 10:20