30年産酒造好適米の品質調査と解析

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 酒造り真っ盛りのシーズンに入り、アスクの倉庫には県内産の酒造好適米「出羽燦々」、「出羽の里」、「雪女神」をはじめ、県外の富山県産「五百万石」、長野県産「美山錦」、兵庫県産「山田錦」、「愛山」などが積み込まれています。間もなく、極晩生の岡山県産「雄町」も入庫するでしょう。これらの酒米と一緒に産地・生産者別のサンプルも品質調査室に送られてきます。その数は年間800点近くにもなります。
 調査室ではサンプルの千粒重、整粒歩合、胴割れ粒歩合、心白率、タンパク質含有率を専用の機器で測定し、酒造好適米として望ましい形質、①粒が大きく豊満なこと、②心白が鮮明に入っていること、③玄米タンパク質含有率が低いこと、④胴割れ粒歩合が低いことの条件を満たしているかを調査します。
 品質を調査するだけでなく、得られたデータを解析し、それらの結果を蔵元、JA,生産者の手元に届け、酒造りや米作りに活用いただけるようにしています。
 立冬が過ぎ、いよいよ冬本番を迎えますが、来年の雪解けまでの一冬、サンプルの品質調査とデータの解析に追われる日々が続きます。
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穀粒判別器(SATAKE)による玄米の整粒歩合、心白率、胴割粒歩合、玄米の粒厚分布の測定
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近赤外分析計(BLテック社)による玄米タンパク質含有量の測定

(2018年11月 9日 11:01)
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