インドハリアナ州のあぜ道から(5)

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 苗の生育は思わしくない、事前の情報に不安を抱きながらKaithalno現地に入ったのは1月17です。
 朝、デリーの郊外ブルガオンのホテルを出発、デリー名物の大渋滞地帯を過ぎ、高速道を北西に向かって走ること6時間、青々と広がる麦畑、菜種の花が濃霧にかすんで見えます。途中のドライブインで休憩、外はヤッケを羽織るほどの寒さ。熱いミルクティ「チャイ」が冷えた体にしみ込む。霧が晴れた午後2時頃Kaithalni到着。休む間もなく苗代へ。
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    苗代①            苗代②
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    苗代③            苗代④

  苗代①:麦畑の一角に作られた苗代、水は入っていない。出芽はしたが、不完全葉、第1葉は白く変色し枯死している。根も伸びていない。寒さのためという。
 苗代②:苗代は宅地のわきに作られ、周囲は麦畑。側には地下水をくみ上げるポンプはあるが苗代に水は入っていない。防寒のためビニールを被覆しているが苗の成育は不ぞろい。農家は”霧のせいだ。木の葉も茶色になった”という。水を入れてもらう。驚いたことに、勢いよく出る地下水は生暖かい。水温20℃ぐらいか。地下300mから汲み上げているからであろう。外気温は低くとも、地下水の保温力を活用すれば苗は育つ、かつて山形は雪解けの水で苗づくりをした。
 苗代③:ここも水は入っていない。苗の生育は不ぞろいではあるが②よりは緑々し、生育は良い。根も伸びている。苗代が鶏小屋と木立に囲まれているため霧はかからないとのこと。養魚場のため池から流れる水を入れる。溜め池にはコブラが潜んでいるときもあるとか。
 苗代④:苗代は大型のキュウリハウスの一角に作られている。ここにも水は入っていない。苗の生育は不ぞろいであるが、根は白く長く伸びている。ハウスの中なので霧の影響はない。






 4か所の苗代とも、畦畔は土を盛り上げただけの簡易な作り、漏水を防ぐクロ塗はなされていない。ザル田では水はたまらない。それでも、②~④は今後の周到な管理対応で回復は可能と判断した。翌日、サットパル氏、担当農家と対応策について話し合う。

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苗代は土を盛り上げただけ。 保温のためビニールシート被覆(苗代③)
 

 

 

(2018年2月14日 09:40)
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